心筋シンチ、冠動脈CT、血管造影などなどなど。

狭心症の人が背中とか痛くなるのは何故ですか？シアリス
これは動脈硬化などにより、心臓の冠動脈にある程度以上の狭窄［きようさく］があって起こるものです。
肉体的労作によって心筋の仕事量、すなわち心筋酸素需要が高まった際に、それに応じきれるだけの血流量が不足する状態。
徒競走で１００メートルを全力疾走した時、胸が痛くなるよう??な感じです。受診して頂いてニトロ錠など常時携帯するのがベストでしょう。
労作?安定?異型の各狭心症について、詳細に記述してあります。お大事になさって下さい。
補足?? 糖尿病、高脂血症、高血圧、腎臓病、喫煙、生活習慣、肥満などありましたら、循環器内科受診して下さい。
労作性狭心症と異型狭心症では、労作性狭心症患者さんの方が多いです。これは教科書的にも、日常診療経験的にも言えることと思います。
異型狭心症は、もっといえば冠攣縮性狭心症の確定診断は、攣縮誘発試験で陽性となるか、自然発作が心電図で記録されることが必要であり、診断されないでいる、あるいは疑い診断でいる「潜在的な患者さん」が結構いるのではないかと学会、講演会などでも指摘されています。
狭心症は心臓の筋肉に栄養や酸素を送る為の環状動脈という血管が、内部が動脈硬化などにより非常に狭くなり、血液の循環が悪くなることで発症、発作を繰り返します。これに対して心筋梗塞は、完全にその血管が詰まってしまい、詰まった部位から先端への血流が無くなる事で心筋が壊死してしまう状態です。当然ながら心筋梗塞の場合、発作が起きると心臓の機能停止が起き易くなりますので、短時間で生命に影響が出る事になるでしょう。威哥王
狭心症の人が背中とか痛くなるのは何故ですか？
どこに傷みが走るのか感じ方は、個人差が多少あると思います。頸が痛くなる人もいれば、肩の周囲に痛みが走る人など、いらっしゃる様ですから。おそらく、心臓への神経の通り道になる場所に沿って、他の部位に痛覚を走らせていることもあるのではないかと思います。心臓の場合、生命に直結する非常に重要な器官ですから、危険信号として違った形で痛覚を感じさせていることも有るのではないでしょうか。
症状のパターンから見てもいわゆる不安定狭心症の状態に入った可能性がありそうです。不安定狭心症は本格的な心筋梗塞を起こす前段階の警告症状ですから今のうちに是非心臓カテーテルを含む精密検査を受けられることをお勧めしたいです。心筋梗塞になる前に治療してしまえばその後もほぼ後遺症なく過ごせる人が多いと思います。心筋梗塞になってしまったら命の危険もありますが心不全などの合併症が残る場合があります。遅くとも明日には循環器科の専門医に診てもらうのが安心と思います。
狭心症の検査にもいろいろあります。心電図、運動負荷心電図、心筋シンチ、冠動脈CT、血管造影などなどなど。
血管造影は足からカテーテルを入れて心臓を栄養している血管をみるもので、これは入院が必要ですが、そのほかの検査は外来でやっていると思います。超級脂肪燃焼弾